【有瀬館】〈終了〉第67回ギャラリー展「意味がわかると奥深い 博物館ポスターの世界-そのイメージ戦略-」を開催しています

投稿日時: 02/15 図書館管理者

第67回 有瀬図書館ギャラリー展
意味がわかると奥深い 博物館ポスターの世界-そのイメージ戦略-



開催期間:2023年11月12日(日)~2023年12月2日(土)
展示場所:有瀬図書館本館2階エントランスコーナー

 博物館学芸員課程の博物館実習Ⅰ(3年次生)の受講生が、有瀬図書館本館2階エントランスにおいて『意味がわかると奥深い 博物館ポスターの世界-そのイメージ戦略-』と題したポスター展を12月2日(土)まで開催しています。

 この展示は、滋賀県立琵琶湖博物館のご協力のもと、博物館展示実習の一環で製作し、第67回有瀬図書館ギャラリー展として開いたものです。2022年度に滋賀県立琵琶湖博物館へ届いた全国の博物館関係施設の行事案内ポスター1050点について、神戸学院大学博物館学芸員課程では研究・実習素材として受け入れてきました。受講生16名は、夏休み明けからの限られた実習時間の中で、これらを分類・考察することによって、現代の博物館世界の潮流を探り、将来の博物館像を描こうとしました。

 ちなみに今回の総数は、10年前の2012年度に琵琶湖博物館へ集まった900枚前後というデータを超えるものであり、多くは博物館・美術館の特別展示・企画展示の案内でしたが、コロナ禍明けを見こした講座・講演会などの催し物・観光案内も増えてきているのが特徴です。

 テーマ内訳は、歴史や民俗・考古が多く、美術・文学・写真と続きますが、自然・科学・水族・動物・植物などは館数に応じてあまり多くありませんでした。この傾向は、文部科学省による日本の博物館の館種別館数データとも大まかには符合するものです。

 このような分析にはじまる私たちのポスターを通じた考察の成果を、一部の代表的なポスターとともに展示として紹介することになりました。

 開催にあたってお力添えをいただいた滋賀県立琵琶湖博物館および本学有瀬図書館の関係者の皆さんに感謝の意を表します。

                              博物館学芸員課程主任 人文学部教授 用田政晴

【観覧無料】
開催時間:上記期間中はご自由にご覧いただけます。開館カレンダーをご参照下さい。
※開館スケジュールは臨時に変更する場合があります。
図書館ホームページ、掲示にてご確認のうえご来館下さい。